皆さん、「お気に入りのセラピストと連絡先を交換したい」と思ったことはありませんか?お店でマッサージしてもらう時に話すだけでなく普段も何気ない会話を楽しみたいとか、もっと親密な関係に発展させるために連絡先を知りたいとか…。
しかし、それは「あり」なのでしょうか?お店はセラピストと客との連絡先の交換に対して、どんなスタンスを取っているのでしょうか?今回は、そちらに関してを詳しく解説します!
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きょ~すけ(36)
【担当記事一覧】メンズエステで約8年ほど働いており、現在は副店長をやっている。プライベートでメンズエステにもよく遊びに行っており、マッサージよりもセラピストと会話をすることが好き。そこで色んなセラピストと情報交換をして楽しんでいる。趣味はカラオケに行くことで、仕事で溜まったストレスをよく発散している。よく歌うのはMr.Children。
メンエス店のセラピストとプライベートでも繋がりたい?
癒やしのヒーリングミュージックが静かに流れるオシャレな部屋で可愛いセラピストと2人きりで過ごしていると、「この子ともっと親密な関係になりたい」という気持ちが芽生えるでしょう。
「こんな可愛い女の子とプライベートでも気軽に話せる友達になれたら楽しいだろうな」
「ゆくゆくは友達以上の関係になるのも良いかも……」
そんな願望をお持ちの方も多いんじゃないでしょうか。
実際に、僕もとあるメンエス店の副店長ですけど、仕事が休みのときは一般のユーザーの皆さんと同じようにメンエスを利用し、時には「この子と仲良くなりたい」というセラピストに出会うこともあります。
しかしそんなとき、僕やあなたの前に立ちはだかるのが、他でもないメンエス店です。
お店の存在がネックになって、セラピストとの連絡先を交換できないということがあるんですね。
それはどういうことなのか、次に詳しく解説しましょう。
連絡先の交換を禁止しているメンズエステ店がほとんど?
実は、僕が副店長をやっているお店では、セラピストがお客様と連絡先を交換することを禁止しています。
そして、僕のお店みたいなスタンスを取っているメンズエステ店は少なくありません……というか、かなり多くのお店が「連絡先の交換禁止」という感じになっています。
セラピストも厳しく指導されているので、たとえ施術中に「LINEを教えてよ」などと言われても、「お店の決まりで教えられないことになっているので」と断ることになります。
しかし、これは何もお客様に対してイジワルをしているわけではありません。
お店としては、これはトラブルを事前に防止するための取り組みのひとつなんですね。
セラピストがお客様と連絡先を交換し、個人的に仲良くなるのは、さまざまなトラブルの原因になります。
特に多いのは、いわゆる「痴情のもつれ」みたいなトラブルですね。
プライベートで連絡を取り合ううちに、お客様のほうがセラピストに本気で恋してしまい、仕事でも自分以外の男と2人きりになるなと束縛したり、お店を辞めるように強要したり、ストーカー化したりといったことが起こる可能性があります。
連絡先の交換を禁止すれば、そのようなトラブルの発生をある程度は防ぐことができると考えているんですね。
また、「引き抜き防止」という側面もあります。
「引き抜き」というのは、同業者が客のフリをしてお店を利用し、セラピストを「この店を辞めてうちの店に来ない?」などと勧誘し、連れて行ってしまうことを指します。
連絡先を交換して何気ない日常会話をしつつ、言葉たくみに誘導してお店を辞めさせてしまう……という手段をとる場合があるんですね。
これは、言うまでもなく同業者同士の仁義にもとる行為であり、どのお店も禁止しています。
そして、そんな引き抜きを防止するために、相手が誰であろうと連絡先の交換は禁じているわけです。
ちなみにそういう意味では、僕なんかは実際にメンエス店の副店長ですから、他のお店でセラピストと連絡先を交換すれば大変ですね(幸いにも、これまで1回も連絡先を交換したはしたことないですが……)。
TwitterなどSNSではOKのメンズエステ店もある?
電話番号やLINEを交換するのは禁止しているものの、TwitterなどSNSでお客様とセラピストが繋がることは禁止していない……というお店は少なくありません。
近年、セラピストが多くの指名を獲得するために、セラピスト個人の名前でSNSアカウントを開設することが増えています。
情報を発信するためだけに利用しているセラピストが多い一方で、中には、SNSを使ってお客様と積極的にコミュニケーションをとるというセラピストも少なくありません。
実際に僕のお店でも、SNSでお客様とやり取りをすることに関しては特に制限していません。
たとえば、Twitterの投稿へのリプライに応答したり、相互フォローをしたり、DM(ダイレクトメッセージ)のやり取りをしたり……。
というわけで、そういうセラピストが相手なら、やり取りをして仲良くなったりするチャンスがあります。
ただしDMに関しては「予約専用」で使っているというセラピストも多いので要注意!
そのようなセラピストは、「今日何してるの?」「好きな食べ物は何?」のような他愛ないメッセージには返信しません。
そして、返信がないからとしつこく送り続けるとブロックされたりする可能性があるので注意しましょう。
そのようなセラピストはプロフィール欄に「※DMは予約専用で開放しています」などと書いているので、あらかじめチェックすることをおすすめします。
メンエスユーザーに聞いてみた!セラピストと連絡先交換したことある?
Yさん「今まさにLINEで連絡を取ってるセラピストがいますよ!」
僕の場合、オキニのセラピストにダメもとで「連絡先教えてくれない?」と言ったら、LINEを教えてくれましたよ。でも、お店用の別垢なんだって……それを聞いたときはちょっとガッカリしましたけど(笑)
ただ、彼女はけっこう返信してくれるので楽しいですね。
今日は何を食べたとか、どこに行ったとか近況報告をし合ったりして……たとえ別垢だろうと、こういう日常会話みたいなことがしたかったので満足です!
まあ、たいていは予約をするときに連絡するって感じなんですけど……。
でも、1~2週間くらい予約できない日が続いたら、向こうから連絡が来ることもありますよ。「久しぶりです、元気ですか?」みたいな感じで。
もしかしたら一種の“営業LINE”みたいなものかもしれないけど、そういう連絡が来るとついつい仕事が忙しい時期でも、ちょっと無理して予約しちゃいますね(笑)
Kさん「TwitterのDMで予約の連絡をしています」
個別の連絡先は知らないですが、お気に入りのセラピストとはTwitterのDMでたまにやり取りをします。
やり取りをする……といっても、どうでもいい雑談とかをするわけじゃなくて、僕からの予約の連絡に、向こうから「了解です!」みたいな返事が来るという感じです。
まあそのあとで1~2回くらいやり取りがあるんですけどね。
たとえば、前の利用からちょっと間があいたときは「久しぶりですね~。お仕事忙しかったんですか?」「ちょっと大きい仕事があったんだ」「じゃあお疲れですよね。○日にいらっしゃるときはしっかり癒やしますね♡」みたいな感じです。
だらだらやり取りをするわけじゃないけど、やっぱり“特別感”があって嬉しいですよね。
Sさん「お店でしか話せません……でもそれが普通なのかな」
結構好きなセラピストさんがいるんだけど、連絡先は教えてもらえません。
彼女に聞いたところ、お客さんと連絡先を交換するのはお店で禁止されてるんですって!
最初は、「禁止するなんてケチな店だな」と思いましたし、「お店に内緒で交換すればバレないでしょ?」とセラピストさんに言ってみたりもしたんですけど、詳しく話を聞く中で考えが変わりました。
なんでも、以前にお客さんとセラピストが連絡先を交換したところ、お客さんがストーカーになったことがあったんですって。
そのセラピストさんは毎日何通ものLINEを送り付けられて、お店の前で待ち伏せされたり、家までついてきたり…そんな迷惑行為のせいで病んじゃって、大変だったんですって。
まあ僕は絶対にストーカーなんかしないつもりですけど、やっぱり万が一ってことがあるので予防するのは大切なんだろうなあ……。
残念だけど、お店で話すだけで満足するしかないかと考えている今日この頃です。
まとめ
さて、今回はメンエスにおける「セラピストとの連絡先交換」について解説しました。
簡単にまとめておくと、
・セラピストと客の連絡先交換は禁止しているお店が多い
・連絡先の交換禁止にはお客様とのトラブルや引き抜き防止という目的がある
・最近は「SNSでのやり取りはOK」というお店が増えている
・SNSのDMは「予約専用」のセラピストも多いので要注意
という感じです。
「どうしてもセラピストとお店以外でコミュニケーションがとりたい!」という方は、SNSをやっているセラピストを探すのがオススメですね!
ちなみにエステラブでは、店舗ページで各店の公式Twitterもチェックできるようになっています。
多くの場合、公式Twitterは在籍するセラピストの個人アカウントの投稿をリツイートしていたりして繋がっているので、セラピストのアカウントを探したいときに便利です。ぜひ活用してみてくださいね!