今回のエステラブマガジンは、メンズエステにおける正装というべき「紙パンツ」をテーマにお送りします。
そもそも紙パンツとは何なのでしょうか?
どんな種類があるのでしょうか?
最後まで読んでいただければ、メンエス初心者の方も完璧にはきこなすことができるでしょう!
目次
紙パンツとは?
メンズエステのサービスは、肌と肌がじかに触れあう癒し効果たっぷりのリラクゼーションマッサージ。
首筋や肩、背中や腰、お尻に太もも……疲れがたまりやすい部分を中心に、セラピストの柔らかな手指が素肌に触れて、深部に届くマッサージを提供します。
しかし、特に「ヌキなし」のメンズエステでは「風俗」を想像させる一切が禁じられています。
それゆえに、マッサージのために背中や腰、太ももなどは露出させますが、股間の存在は隠す必要があります。
とはいえ、「パンツ一丁になってください」というのも酷な話。
アロマオイルを垂らしたりパウダーをまぶしたりすると、パンツが汚れてしまいます。
そこで店舗で使用されるアイテムこそ、“メンズエステの正装”である紙パンツ。
「マッサージ用パンツ」として工夫がこらされた、さまざまなタイプのものがあります。
「紙パンツ=紙で出来たパンツ」ではありません!
ここまで読み、
「紙で出来てるの?オイルつけたら破れたりしない?」
「さまざまなタイプって何?」
たくさんの「?」が頭上に浮かんでいる方も多いと思います。
というわけで、まずは上のような素朴な疑問にお答えして参りましょう。
紙パンツは、紙製のパンツ……ではありません。
その素材は「不織布(ふしょくふ)」と呼ばれる布であり、体に垂らすアロマオイルで濡れたとしても、破れたりすることはありません。
不織布は、繊維を織ったり編んだりせず、単純に結合させることで仕上げたもの。
強度は織ったり編んだりして仕上げる布より弱いものの、安価に大量生産できるという特徴があります。
使い捨てマスクやガーゼなどの素材として使われています。
メンズエステの紙パンツもまた、マスクやガーゼと同じく1回きりの使い捨てアイテム。
かつては股間とお尻をぴっちり覆うブリーフタイプが多く見られましたが、現在ではより露出度が高いTバックが主流となっています。
また、同じTバックでも「ノーマル系」「横スカ系」など、タイプが細かく分かれているのがポイントです。
そんな中、注意すべきなのは露出度が高いゆえにペニスがはみ出してしまう可能性があること。
はみ出てしまうと恥ずかしいことになってしまうので、そうならないように“はきこなし術”をしっかり押さえておく必要があります。
というわけで、以下にタイプ別の“はきこなし術”をまとめてみました。
【タイプ別!】メンズエステにおける紙パンツの“はきこなし術”
【ノーマル系Tバック】恥じらいを捨てよう!
前には、股間を隠す必要最小限の布。
サイドとバックはゴム紐。
鼠径部や左右のお尻があらわになる、セクシー仕様のTバック。
一般的には女性の“勝負下着”であるわけですが、メンズエステでは男性が美しい女性セラピストを前にこれを身につけ、横になってマッサージをしてもらうことになります。
個室といえどかなり恥ずかしい格好です!
多くの男性はメンズエステで初めて身につけることになるでしょうが、恥じらってばかりいてはリラクゼーションマッサージを十分に楽しむことができません。
思いきって恥じらいを捨てて、腰からお尻にかけて丁寧に揉みほぐすセラピストの手技を味わいましょう。
ちなみにTバックを履く場合は、前がはみ出たりしないように注意する必要があります。
いったんはいてしまえば、Tバックはしっかり前部を覆い隠してくれますが、ポジションが悪かった場合は何かの拍子につるんと横から出てきてしまう可能性があります。
履くときはしっかり真ん中に収め、横に出ないように注意しましょう。
【横スカ系Tバック】絶妙な解放感を楽しもう!
ノーマルなTバックは、前部の布が股間をぴっちり覆っています。
一方、こちらの「横スカ系」は文字通り前部の左右にたっぷり余裕があって、スカスカ状態。横から覗き込める仕様になっています。
風通しがよく、絶妙な解放感を味わえるのが特徴です。
仰向け状態のマッサージで、股間ぎりぎりまで鼠径部とその周辺をほぐしてもらえるのもポイントといえます。
ちなみに、こちらは横がスカスカであるゆえに、ノーマルTバックよりも横にはみ出てしまう可能性が高い紙パンツといえます。ちょっと体を横にずらした表紙に、ぽろりと先端がスカスカの部分から顔をのぞかせてしまったりする可能性があります。
開放感を楽しみつつも、最低限の意識だけは保ちつつはきたい紙パンツです。
【スケスケ系Tバック】ドキドキ感を味わおう!
こちらは、文字通り素材が極端に薄い不織布で、中身が透けて見える仕様になっているタイプ。
限りなく全裸に近い状態で癒しのひとときを過ごすことができる、というのが特徴です。
また、アロマオイルを垂らして腰や太もも、鼠径部などのマッサージを行うときには、完全にスケスケ状態でほとんど全裸といってもいい状態になってしまいます。
絶妙なドキドキ感を堪能できる紙パンツであり、「一度履くとクセになる」という声も聞かれます。
「メンズエステで普段とは違った刺激的な体験をしてみたい」という方は、このタイプを採用しているお店を選んでみることをおすすめします。
これに関しては、もはや“はきこなし術”も何もありません。
オイルを塗ると透けてカタチがくっきり見えてしまうので、恥じらったり気にしたりするとかえって変な感じになります。むしろ「見せてやる」くらいの意識で堂々としていたほうが、外からは格好よく見えます。
【ストレッチ素材の紙パンツ】クセになるフィット感
近年、伸縮性のある「ストレッチ素材」を使った紙パンツを採用しているメンズエステが増えています。ぴったり下半身にフィットする作りになっているのが特徴です。
伸縮性があるので締めつけ感などがなく、独特のクセになるフィット感を楽しむことができます。
また、材質の関係でオイルなどを垂らすとスケスケになってしまうのもポイントのひとつ。
「スケスケ系Tバック」と同じく、絶妙なドキドキ感を楽しむこともできるのです。
ただし、ストレッチ素材の紙パンツは股上が浅いというのも特徴のひとつです。
ちょっとパンツが下にズレてしまうと、角度によっては上から先端がピョコッと出てしまうので、紙パンツを履く際にはしっかりペニスを下向きにしておく必要があります。
【トランクスタイプ】“チョキチョキサービス”を楽しもう
今回、例に挙げた紙パンツの中では、最も下半身を覆う面積が広いのが「トランクスタイプ」です。
一見するとドキドキ感が少ない、男性にとっては「つまらない紙パンツ」と思われがちなタイプ……しかし実は、ある意味ではトランクスタイプこそがいちばんドキドキ感が強い紙パンツといえます。
というのも、トランクスタイプの紙パンツの場合、「チョキチョキサービス」があるからです。
ここでいうチョキチョキサービスとは、ハサミを使って紙パンツを切るサービスのこと。
トランクスのままでは鼠径部のマッサージなどがしづらいので、セラピストがハサミで切って露出させていきます。
ある意味エロティックな感じも味わえるサービスであり、ひそかな人気を誇っています。
【ブリーフ型】ホイップサービスで大活躍!
ブリーフ型の紙パンツは、下半身を覆う面積が最も広いのが特徴ですが、特にホイップマッサージを提供するメンズエステ店でよく見られます。
ホイップをブリーフの中に詰め込むようにしてマッサージをされると、モコモコするホイップの感触をたっぷり味わうことができてかなり気持ちいいといわれています。
このタイプの紙パンツに関しては、あまりはみ出る危険性はないので、普通にはいておくと良いでしょう。ブリーフは大人になるとあまり馴染みがないので、懐かしい気分を味わいつつ、恥ずかしい気持ちでいっぱいになるという何とも言えない複雑な感情を抱くことになるでしょう。
【スライド式】ドキドキ感がMAX状態!
パッと見は一般的なTバックタイプの紙パンツですが、側面のゴムを両側に引っ張ると前の部分がスルスルと収縮して面積が一気に狭くなるという仕組みの、スリル満点の紙パンツです。
セラピストは、面積を一気に狭くして鼠径部にアプローチするマッサージを行ったりします。
この紙パンツを履く場合は、とにかく油断しないことが大切です。
しっかり守られていると思いきや、面積が狭くなったときにピョコンと横からはみ出てくる可能性があります。
常に真ん中に位置するように、ポジショニングには注意しましょう。
【極小Tバック】極上のスリルを楽しもう!
極小Tバックとは、「必要最小限どころかもはやマイナスなのでは?」と思われるくらいの面積しかない、小さなTバックタイプの紙パンツを指します。
そもそも履くときに収まるのかどうかすら定かではないというこのタイプの紙パンツは、何の刺激がなくても次の瞬間にはスルッとはみ出てしまうかもしれないという極上のスリルを味わえるパンツです。
【エリア別】メンズエステの紙パンツが都道府県ごとに違う!?
紙パンツにはさまざまな種類のものがありますが、実は「地域ごとによく使用される紙パンツに特徴がある」という説があります。
ここでは、東京、大阪、愛知(名古屋)、福岡といった各都市でどのタイプがよく見られるのか、まとめてみました。
東京
日本の中心地である東京は、かなりバラエティ豊かな布陣です。
・スケスケTバック
・トランクス
・ブリーフ
・ストレッチ素材
・スライド式
・極小Tバック
メンエス店をたくさんあるので、色んなタイプの紙パンツに出会えること間違いなしです。
大阪
大阪のメンエス店では、
・ノーマルTバック
・横スカTバック
といったTバックタイプの紙パンツがよく見られるようです。メンズエステ自体に初めて行く男性・通い慣れてない男性は、この恥ずかしいタイプのパンツを履くのに結構勇気がいります。堂々と履きこなせるかがポイントですよ。
愛知(名古屋)
名古屋市を中心とする愛知県は、だいたい東京と同じような感じのようです。もちろんお店によって異なりますが、スライド式の紙パンツはかなり人気があるようです。どういったタイプの紙パンツを導入しているのか、事前にお店に確認してみるのも良いかもしれませんね!
福岡
福岡のメンエス店では、Tバックやトランクスタイプの紙パンツが主流なようですが、実はお店によっては「紙パンツ無し」というところがあるといわれています!パンツを履かせるとマッサージがしづらいという理由から、あえて「無し」にしているお店があるようなんですが、こればっかりは実際に訪れてみないと分かりませんね。
メンズエステで実際に紙パンツを履いた人の体験談!
ここでは、メンズエステ店で実際に起きてしまったハプニング集を紹介いたします。
色んな種類の紙パンツがありますが、基本的には薄いし短いのでハプニングが起きてしまいがちです。
ですが、鼠径部へのオイルマッサージを行っている女性セラピストはそんなこと慣れっこ!こちらも堂々としておきましょうね!
体験談(1) … Tさん「ちょっぴり恥ずかしいハプニング」
「こないだ、ちょっと恥ずかしい体験をしちゃったんです。聞いてくれます?
自分は最近仕事の関係で大阪に越してきたんですが、引っ越しの荷ほどきやら面倒な手続きやらでかなりくたびれちゃったので、メンエスでリフレッシュしたいなあと思って行ったわけですよ。大阪市の日本橋っていう繁華街にある某メンエスのお店にね。
で、自分は東京から越してきた人間で、地元ではトランクスタイプの紙パンツのお店が多かったからそのつもりでいたら、横がスカスカのTバックで……。
いやはや、悪い予感が的中しまして、紐がゆるかったせいなのか、マッサージ中にちょっと横からアソコがはみ出てしまったんです。
「うわっ」と思いましたがもう遅い。セラピストさんもさぞかし気にしてるだろう……と思って、恥ずかしいんですけどチラッと見上げたら、全然平気な感じでした。かえって自分のほうがよりアタフタしちゃって。
そしたら、自分が恥ずかしがってるのに気づいたのか、お姉さんが自分を見てニコッと笑って、『大丈夫ですよ』と言ってくれました。『横から出ちゃうことって珍しくないですから、気にしないでください』って言っていました。
大したもんだなと思いましたが、それをきっかけにぽつぽつ喋るようになったりして、結果的には楽しい時間になりました。怪我の功名というやつですかね、やっぱりちょっぴり恥ずかしいですけどね!」
体験談(2) … Hさん「紙パンツはドキドキ感がスゴイです」
「名古屋在住、19歳の若者です。今回初めてメンズエステを利用したのですが、早くも紙パンツのドキドキ感に魅せられてしまいました。
というのも今回、僕はTバックをはかされたんです。しかも、透ける素材のやつを!
最初は透けてない単なるTバックで……ていうかそれもかなり恥ずかしいんですが、まだ耐えられるレベルだったんです!でも、セラピストさんがオイルをつけてマッサージをしようとすると、どんどん透けていくんですよ!
僕は剛毛なのですごく毛が浮き出てしまって、セラピストさんに申し分ない気持ちでいっぱいでしたし、めちゃくちゃ恥ずかしかったんです。カーッと顔に血がのぼるのを感じましたし、一気に冷や汗が出ましたけど……しかし、あのドキドキ感はなかなかクセになります(笑)
セラピストさんは確実に見えているはずなんですが、ちょっとほっぺたが赤くなったくらいで表情に全く出しません。そういう状況の中にいて……つまり、パンツが透けてペニスが浮き出るようになっており、それをセラピストさんがチラチラ見ながら施術をしている……この「無抵抗で見られている」という状況、今までにないドキドキ感で、はからずもちょっと興奮してしまいました(笑)
メンズエステには初めてお世話になりましたが、またあのドキドキ感を味わうために行きたいなと思いました!」
施術中に起こる紙パンツ事故についてセラピストの「本音」を聞いてみた!
本音(1) … Rさん「どうか気にしないで堂々としていてください!」
「紙パンツからアソコがはみ出ちゃうっていう事故ね。しょっちゅうありますよ!
うちのメンエスでは横がスカスカしてる紙パンツをはいてもらうんですけど、ちょっとアソコが大きめの人とかは、ちょっと体をずらした拍子にデロンッて出てきますね。
こないだもそういうことがあって……その人、初めて担当させてもらったんですけどすごく優しい人でね、顔を合わせたときからニコニコしてるし、話をしていても面白いし。
でもちょっと困っちゃったのは、はみ出ちゃったときにものすごく狼狽するんですよ。たぶん優しい性格の人だから、ホントに私に対して『悪いことをしちゃった』っていう意識があったと思うんですよね。
でも、これを機会にいろんな人に知っておいて欲しいんですけど、私たち、そんなに気にしてないから大丈夫です!何度も現場には遭遇しているし、もう慣れました(笑)
どうか気にしないで、堂々としていてください。私たち、何とも思ってないですから!」
本音(2) … Sさん「恥ずかしがってないで早くしまってよ!って思います(笑)」
「私がお仕事をしているお店では、けっこう珍しいらしいんですけれど、めちゃくちゃ面積が狭い極小のTバックを使っているんです。お客様に履いていただくんですけど、小さすぎるTバックなので、男性によっては全然収まりきらなくて、無理やり収めているっていう感じのときが結構あるんですね。
そういう感じだから、マッサージ中にパンツがずれちゃって盛大にはみ出ちゃうときがあるんです。
こういうとき、サッとさりげなく自分でもとに戻す人なら良いんですけど、恥ずかしがって知らんぷりしてる人がいるのは一瞬、どうしていいか分からなくて困りますね(笑)
たぶん、自分でなおすのも恥ずかしいという感じだと思うんですけど、それを言うなら、見てるこっちも恥ずかしいから!(笑)
だから、恥ずかしがってないで早くしまっちゃってよそれ!って思ってます。
まあ、そういうときはさりげなく物を取るふりをして後ろを向いたりしてるので、お客様のほうもその隙になおしてくれるんですけどね。」
まとめ
いかがでしょうか。
今回は、メンズエステの紙パンツについて取り上げました。
Tバックタイプやトランクスタイプ、ブリーフ型、スライド式など、さまざまな紙パンツを使用しているお店があります。
そのほか、横に入ったスリットからセラピストが手を入れて鼠径部やお尻を揉みほぐせる「スリット入りトランクスタイプ」の紙パンツを用意しているお店などもあるようです。
それぞれに特徴があり、解放感やドキドキ感を演出してくれます。
また、こういった際どい紙パンツがゆえに、大事な部分がポロリしてしまう事故も結構あるようですね。セラピストさんは何とも思ってない人がほとんどなようですので、堂々としておくのが一番です。もしそうなった場合は何も言わずすぐに自分で元に戻しましょう!
施術やセラピストのバリエーションに加え、紙パンツのバリエーションも楽しんでみてはいかがでしょうか。履き方などぜひ参考にしてみてください。
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